2008年11月4日火曜日

イトウ大河ロマン

自分が本流の釣りを初めて間もない頃、師匠に連れられイトウを狙いに行きました。その日は連日気温が低かったのですがその日だけ暖かく良い陽気でした。2人でポイントを分けつり始めました。その頃はまだキャストも安定していませんでしたが、開始して間もなく、珍しく上手い具合に怪しいボサ際にフライを落とした瞬間、竿が水中に持っていかれ慌てて竿を立てると大きく首ふりがあり、とても重く下流に引っ張られていきはじめました。訳も分からず何とかそれに耐えていると下流にいた師匠がそれに気づき駆け寄ってきて「イトウだ!しかも相当デカイ!」それを聞いて更に頭が混乱しました。一応狙いに来ていますが、まさか下手くそな自分にかかるとは思っていませんでした。それから約20分程いい様に引きずられ最後はボサに潜られ糸が絡まり終了。膝が笑っていました。手には時折やられた首ふりの感触が残っていました。悔しいというより呆然としていましたが、後から悔しさがこみ上げてきました。それから約4年以上通いましたがイトウはかかりませんでした。そしてそこで護岸工事が始まりそこでのイトウ狙いが終了しました。後にそこの工事関係者に知り合いがいて、工事中にイトウを捕獲したと聞きました。写真を取ってたらしいので後日見せてもらうと・・・・


114cm の度迫力のイトウ!100%と言い切れませんがあの時自分の針にかかったのがと思うと、上げれなかった悔しさとまた闘争心がわいてきました。このイトウは地元の保護団体に引き取られて行ったそうです。

自分の住んでいる所に流れる、その昔漁師の網に2m越えのイトウがかかった記録がある大河に環境が悪化していっている今でも1mを超す巨大魚が居てそれを釣りで狙える!これはもう壮大な男のロマンです! だからこそ大事に釣っていきたいですし、これ以上イトウの住家が無くならない事を願います。

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