支流釣行 高活性だが・・・

　
しかし今年は、僕がよく行く本流の中流域で暫く釣りが出来て無い。
雨が多すぎる！しかも台風が近づいて来ている。このままでは、また暫く本流の中流域での釣りはお預けになる・・・
昨日の休みは雨が降ったり止んだりだったが、昔から台風前は良いと言われるし、また雨で各支流もダメになる恐れもあるので、昨日は家族に何時もより少し多く時間を貰い先ずは近くの支流へ向かった。
開始早々バチバチあたりは有るがのらない。多分サイズが小さすぎる、やっとのったと思ったら

やっぱり小さい20cmにも満たないサイズ。
　
そして最近支流ではもっぱらこのCairnton Highlander 10ft #5 を使っている。勿論、上のサイズには大げさだが、アクションが大変僕的に気に入っている。これは数年前に師匠が組んで受け継いだもので、ブランクは彼のカスタムロッドビルダーのラス・ピークが設計したもので色もブランク素材が透けて見える美しいテイール・グリーンで気に入っている。アクションを言葉で説明するのは難しいが柔らかいが反発力もあり、遠投もきき、魚がかかってからよく曲がり楽しいロッド。何よりこのルックスが好みでPAYNEのDry Fly Salmon風で仕上げている。 今で言うSwitch Rod 的にシングル、ダブルとしても使え、僕は主にシングルとして振り、バックの取れないポイントでは下手を使いスペイの様なロールで投げている。
本物のラスピークのロッドは振った事は無いがアメリカ最高のグラファイト･ロッドのデザイナーの幻のラスピークアクションは1度体験してみたいものだ。行き付けのショップで本物を見た事があるがその仕上がりも大変美しく素晴らしいものだった。

話を戻るとその後も全て同じ魚か？と言うほど同サイズばかり釣れて飽きてきた所にAくんから電話が来てどうやら違う支流で良いサイズを連発していると言う。大変気になったが大体そういう話を聞いて行っても釣れないと言うのが常だと思って、もう少し粘ってみたが相変わらず釣れるのは先程と同サイズばかり・・・結局良い話に釣られて行ってしまった。

Aくんは用事があり上がるがポイントに案内してくれた。雰囲気とAくんの良い話で気持ちは上がって釣りを始めたが、どうしてかまた先程のサイズばかり釣れてくる・・・

少しサイズアップはしたが、まだ納得できない。活性は大変良くこれも台風前の影響なのかこの前とは全然違っていたが、良いサイズに恵まれない。普段あまり長い距離を歩かないがこの日は意地になってかなりの距離釣り下った。そして待望のグットサイズがかかった！対岸の小さなえぐれにマドラーヘッドのフライを送り込んだ時水面を割って喰い付いた慎重にやり取りしたつもりだったが下流のボサに入り込まれてリーダーを巻き込まれてしまった。ヤケになり胸までウェーディングし回収しに行ったが勿論魚は付いていなかった・・・

そして、このままではと思い更に釣り下った。そして先程と似た様なポイントがあり集中してフライを投げた。先程と同じ様にかかったが

サイズは30cm程だった・・・。ここで普段歩かない僕は体力の限界が来てこのニジマスで閉めた。帰りは堤防に上がり車まで歩いたが、こんなに歩いたのかと言うぐらい釣り下って来ていた。最後までサイズには恵まれなかったが、魚はかなり釣った活性は高かったと思う。そして久々の疲労感と腰痛が残る・・・

　

今も雨は降り続いている先程仲間の情報によると、どの川もかなり増水しているらしい当分釣りはお預けになりそう・・・

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